4月8日に行われたAFCチャンピオンズリーグ、ペルセポリス(イラン)対アル・ナスル(サウジアラビア)の場面が話題になっている。
61分にペルセポリスがPKで先制点を決めるのだが、タレミのシュートは見事なパネンカ! しかしその後のゴールパフォーマンスが…
この時点で大きな衝突になることはなかったが、緊張感が高まる中で互いの選手同士がヒートアップ。そこかしこで余計な行為が繰り広げられ、荒れ模様の内容に。
サウジアラビアとイランはシーア派、スンニ派の争いの他にペルシャ湾呼称問題も抱えており、激しいライバル関係があることで知られる。観客席のバナーが警備員に下ろされる場面も写されるなど雰囲気はピリピリしていった。
そして71分にはロングパスで裏に飛び出した元ウルグアイ代表FWエストジャノフが、前に出てきたGKスーシャ・マカニに対してこのキック!
しかもこのプレーにはイエローカードすら出されず、ペルセポリスの選手も抗議するも判定は変わらず。この試合で退場者が出なかったのは奇跡的であった。
なお、試合はこのまま1-0で終わっており、ペルセポリスが勝利を収めている。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ