欧州8か国のU-20代表チームが競う大会『U-20エリートリーグ』。そのドイツ対オランダ戦で問題が起きた。
U-20オランダ代表DFジョーダン・テゼが相手選手に唾を吐きかけていたのだ。ドイツのキャプテンであるサリフ・エズジャンの顔にはその証拠が…。
ドイツ選手たちはこれに抗議したものの、主審は気付かなかったのか、試合中にカードが提示されることはなかった。
だが、『Bild』などドイツメディアの報道によってこの件が拡散。
1-1で終わった試合後にオランダサッカー協会(KNVB)は、「相手があるスポーツマンとして最低の振る舞い。非常に悪い例であり、容認できない」としてテゼをU-20代表から即刻除外した。一時的に代表から追放されることになったようだ。
テゼはPSVに所属する19歳のDF。『FOX Sports』によれば、エズジャンとは試合中にやり合いになっていたというが、この件については後悔していたという。
その後、彼はSNS上で以下のように謝罪した。
ジョーダン・テゼ
「昨日のドイツ戦で自分は過ちを犯した。
KNVBによる出場停止は正当だ。謝罪して、この結果を受け入れる。
こういうことは2度と起こさない。
自分がこの愚かな過ちから学んだことを示すことができるよう、またすぐにオランイェでプレーすることを願っている」