ルイス・メヒーア

パナマ代表はワールドカップでゴールマウスを守り、“ブッフォンそっくり”としても話題になったハイメ・ペネドが大会後に代表を引退した。

10年以上も代表の守護神を務めたペネドの穴を埋めるのは簡単ではないが、素質だけなら27歳のメヒーアは全く劣らない。

幼年期から将来を嘱望された彼は、2007年U-20ワールドカップに16歳で出場しビッグセーブを連発。その活躍により10代の若さで国外へ飛び、これまでウルグアイやスペインのマジョルカB、フランスのトゥールーズなどでのプレーを経験した。

やや伸び悩んだことでワールドカップは選出外となったが、今年はウルグアイの名門ナシオナルで出場機会を獲得しており、再び代表でのレギュラー争いに名乗りを挙げている。

ひとたび当たり始めると、スパイダーマンのように躍動感の溢れるセービングでシュートを止める。現地メディアの予想ではカルデロンが先発となっているが、もし彼が起用された場合、先月、コスタリカを粉砕した日本代表はゴールを割ることはできるだろうか。