『Corriere dello Sport』は10日、「ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、マウリツィオ・サッリ前監督を批判した」と報じた。

2015年からナポリの監督を務め、その攻撃的で組織的なサッカーから大きな話題を集めたサッリ氏。

しかし今夏、ナポリはサッリ氏との契約を残したままカルロ・アンチェロッティ新監督を迎え、実質的に解任を宣告するという異常な状況となった。

なぜそんなことになったのか?デ・ラウレンティス会長は以下のように話し、最後は金の話ばかりになっていたと明かした。

アウレリオ・デ・ラウレンティス

「(サッリ監督について)長い間ナポリに留まってくれるコーチと出会ったと思っていたよ。

しかしある時点で、それはもっぱらお金に関する話だけになったね。

ある時突然、メディアで『サッリ監督の契約は更新されなければならない』と書かれた。

そして、その契約の価値は何だというのか?我々はすでに契約を年70万ユーロ(およそ9100万円)から150万ユーロ(およそ2億円)に引き上げていたというのに。

また、私は彼がこう言っているのを聞いたんだ。『次の契約では金持ちになりたい』と」

(サッリ監督はナポリの街に対する愛情を明かしていたが)

「私はそれを信じていたよ。しかし、その後疑いを持ったね。『彼が私を銀行口座のように扱っていたとしたとしたら…?』とね」

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