『ESPN』など各メディアは1日、「ペルー代表FWパオロ・ゲレーロは、ドーピング違反の撤回を求める訴えを拒否された」と報じた。
2017年10月に行われたアルゼンチン代表との試合の後、コカインの代謝産物であるベンゾイルエクゴニンが検出されたゲレーロ。
ゲレーロはそれを「飲んだ薬にコカの葉が含まれていたため」と説明し、意図的な摂取であることを否定した。
国際サッカー連盟(FIFA)は彼に対して14ヶ月の出場停止処分を言い渡したものの、その後ゲレーロはスイス連邦裁判所に訴えを起こしていた。
その訴えについては受理され、5月31日に処分が保留に。ゲレーロはそのため夏に行われたワールドカップに出場することが可能になっていた。
しかし、スイス連邦裁判所は8月に処分保留を解除しており、今回ゲレーロの控訴についても棄却するという判断を下したという。
これによってゲレーロは来年4月までプレーすることが不可能になり、その日までトレーニングにも合流できない。
8月にゲレーロはブラジル全国選手権のインテルナシオナウと契約していたが、来季までデビューが認められることはなくなった。