フランス・リーグアンのナントは2日、「ヴァイッド・ハリルホジッチ氏を新たな監督として招聘した」と公式発表した。

契約は2020年6月30日まで。ハリルホジッチ氏にとっては現役時代に所属したクラブへの復帰となる。

今季リオ・アヴェからポルトガル人監督のミゲウ・カルドーソ氏を引き抜いてきたナント。

名門ポルト大学出身の戦術家と言われる彼はボールを持つサッカーを構築しようとしていたが、パスワークのミスが目立ち結果につながらなかった。ここまでの8試合では1勝3分け4敗となっており、降格圏内の19位に沈んでいる。

そこでナントは10月の段階で監督の交代を決断し、ハリルホジッチ氏が招聘されることになった。

ナントはヴァルデマール・キタ会長が就任してからの10年間で12回の監督交代を行っており、非常に見切りが早いことで知られる。また、揉め事が絶えないことから曲者としても有名で、「ハリルホジッチとうまくやっていけるのか?」とも心配されている。

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