『Il Giorno』は18日、「シルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、イタリア・セリエCのモンツァの株式95%を購入する」と報じた。
モンツァの会長を務めているニコラ・コロンボ氏は、メディアに対して以下のように語ったという。
ニコラ・コロンボ
「我々は、クラブの株式の95%が新しい利害関係者に、5%が私の元に残ることに合意している。
これまで言われたように70%ではなく95%になった理由は、私がもともと少数株主であったことから、結局5~30%の間に大きな差がないからだ。
我々はすべてのデータを提供した。あとの交渉はすべてベルルスコーニ氏の手に委ねられている」
なお、シルヴィオ・ベルルスコーニ氏とともに、ミランでともに働いていたアドリアーノ・ガッリアーニ氏もモンツァのフロントに入る予定となっている。
昨年4月に中国人実業家のリー・ヨンホン氏にミランを売却したベルルスコーニ氏。しかしやはりサッカーへの情熱は捨てられなかったようだ。
なお、モンツァは現在セリエCのグループBに入っており、かつてジェフ千葉でプレーしていたレジナウドが所属。開幕戦は18日に行われ、フェラルピサロを相手に1-0と勝利を収めている。