シント=トロイデンに移籍した鎌田大地がデビュー戦でいきなり決勝ゴールを叩き出す活躍を見せた。
ベルギー1部リーグ第7節ヘント戦で鎌田は後半15分から途中出場。すると後半35分に見事なゴールを奪った。2度の切り返しでDF2人をかわすとファーへのシュートを突き刺したのだ。
『voetbalkrant』では、ボックス内でのドリブルについて「フェノメナル」と賞賛。同紙によれば、鎌田はこう述べていたという。
鎌田大地
「(サイドは)自分の本当のポジションではない。自分にはスピードがないと思う。
ブンデスでもサイドで数回プレーしたけど、続かなかった。幸いにもここではよりスペースがある」
「(今日のドリブルは自己最高か?)
いいや、練習ではもっとやってるよ。
もしボックス内でドリブルできれば、自分はほぼアンストッパブルさ」
「(お祝いする?)
いいや、僕は日本人だ。僕らはそんなに頻繁にはやらないよ。
嬉しい以上にほっとした。ドイツでは辛い時を過ごしたので、このスタートは自信になる」
「(次節はトップ下の選手が出場停止。得意の“10番”としてプレーする可能性は…)
ありうる。でもプレーする選手を決めるのはマーク(・ブレイス監督)だ」
シント=トロイデンは次節アントワープとホームで対戦する。