先日からボルドーの監督になるための交渉を行っていたというティエリ・アンリ氏。

ロシア・ワールドカップではベルギー代表のアシスタントコーチを務めていた彼は、その後解説者の契約を打ち切り、指導者に専念することを宣言していた。

そして先日からはフランス・リーグアンのボルドーと接触し、監督就任の道を探っていたとのこと。

しかし結局その交渉は破談になったという。『Mirror』によれば、理由は給与の問題だそうだ。

アンリ氏はボルドーに対して月間18万ポンド(およそ2580万円)の給与+代理人への手数料+家族の移住費用&旅費を求めていた。

また、アンリはボルドー側が提示したプロジェクト「3年で8000万ユーロ(およそ104億円)を選手補強に投資する」というものに納得せず、今月末までに3人の獲得を要求したとのことだ。

ボルドーは現在チームをアメリカの投資会社に売却するための動きを行っている。

現在のフロントはアンリとの契約に前向きだったようだが、アメリカの側が監督としての経験不足に対して懸念を持っていたとのこと。

さらにアンリの要求がかなり大きかったこともあり、契約を断念したという結末だったようだ。

なお、現在ボルドーはアンリの代わりにクラウディオ・ラニエリ氏を雇うことを検討しているとのこと。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介