イングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドは、「日本代表FW武藤嘉紀を獲得した」と報じた。
We are delighted to announce that Japan international Yoshinori Muto has completed a move to Newcastle United after he was granted a work permit at a hearing today. #NUFC pic.twitter.com/eB7qAoxtsa
— Newcastle United FC (@NUFC) 2018年8月2日
マインツ、そしてニューカッスルの両クラブから交渉の合意が報告されていた武藤嘉紀。
しかしながら公式発表には至っておらず、その原因は武藤嘉紀に労働ビザが発行されるのを待っているためだと言われていた。
そして今回、両クラブから加入が報告された。武藤嘉紀はこれによって950万ポンド(およそ13.93億円)でイングランドへと移籍することになった。
イングランドでプレーするためには労働許可証が必要となる。日本代表はFIFAランキングで61位であるため、自動発行の基準にそもそも達していない。
しかし労働許可証の獲得条件には例外パネルが存在しており、移籍金の額や給与額で一定のポイントが取得できる。
またマインツはドイツ・ブンデスリーガという欧州のトップリーグに所属しており、武藤はそこでかなり試合に出場したことから、それでも1ポイントが加わる。
そのため、代表ではあまりプレーしていない武藤嘉紀にも労働許可証が発行される可能性はもともと高く、ニューカッスルもそれを予測しての獲得だったはずだ。
武藤嘉紀
「ニューカッスル・ユナイテッドの選手になることができてとても幸せです。ファンの前でプレーをする日を本当に楽しみにしています。
ニューカッスル・ユナイテッドにとっては初めての日本人選手として、このようなビッグクラブの選手になれたことが誇りです。
いい結果を達成したいと願っています。ここでやりたいことは、まさにそれです。いいパフォーマンスを見せて、ニューカッスルの歴史に名前を残したい」