現在行われているロシア・ワールドカップでは、初めて同大会においてVAR(ビデオ副審)システムが導入されている。
そのためセットプレーやペナルティキックが非常に重要なものとなっており、多くの試合に影響を与えてきた。
ワールドカップでは全64試合が行われることになっており、25日でそのうち36試合が消化された。
そして、なんとこの時点で宣告されたペナルティキックは19回となった。
1:ポルトガル対スペイン(4分)
2、3:フランス対オーストラリア(58分)(62分)
4:ペルー対デンマーク(45分)
5:アルゼンチン対アイスランド(64分)
6:クロアチア対ナイジェリア(71分)
7:スウェーデン対韓国(65分)
8:チュニジア対イングランド(35分)
9:コロンビア対日本(6分)
10:ロシア対エジプト(73分)
11:デンマーク対オーストラリア(38分)
12:韓国対メキシコ(26分)
13:ベルギー対チュニジア(6分)
14、15:イングランド対パナマ(22分、45分)
16、17:サウジアラビア対エジプト(41分、45+6分)
18、19:イラン対ポルトガル(53分、90+3分)
じつは、これはすでにワールドカップの歴史上最多記録を更新しているのだ。
これまで最も多かったのは18回だったが、大会が半分強終わったところですでにそれを上回っている…。このままのペースで増えれば、30回という大台を超える可能性も。
今大会では36試合でスコアレスドローが一つも生まれておらず、これも大会新記録だ。
1954年ワールドカップの全てに当たる26試合でゴールが決まったという事実があるが、これも1試合平均5.38点という現代サッカーでは考えにくい数字である。
今後広まっていくであろうVARの存在は、サッカーの傾向すらも変えてしまうかもしれない。