マルク・ヴィルモッツ(ベルギー)

2002年ワールドカップ・グループ初戦 2-2△

今でこそ黄金時代を迎えるベルギーだが、2002年大会の前評判は高くなかった。

それはメンバーにベテランが多かったことなどが挙げられるが、実際には戦術・連携面に優れ欧州屈指の好チームだった。その中心にいたのがマルク・ヴィルモッツである。

ドイツのシャルケ04でも存在感を示し、欧州サッカー界で名の通った彼は、日本相手にもオーバーヘッドで先制点を決めてみせた。

決勝トーナメントのブラジル戦でもヴィルモッツはヘディングで幻のゴールをあげる。当時は騒がれなかったが、DFに触れてもいないのにファウルをとられ、後に『世紀の10大誤審』の3位に選ばれている。