ハメス・ロドリゲス(コロンビア)
2014年ワールドカップ・グループ最終節 1-4●
当時22歳だったハメスはプレーだけでなく甘いマスクで世界を魅了。
史上初の準々決勝進出を果たしたコロンビア代表において圧倒的な存在感を見せると、大会後にはレアル・マドリー移籍を果たす。6ゴールを叩き出して大会得点王に輝くとともに、ウルグアイ戦での一発は「大会ベストゴール」にも。
そして、唯一の途中出場だった日本戦でも違いを見せつけている。ボックス内で対峙した吉田麻也をまるで子ども扱いするように翻弄。軽やかなステップで相手の重心を完全に崩すと、体を投げ出してきたGK川島永嗣の頭上を越すループでゴールを陥れた。
にくらしいまでの落ち着きとテクニックを見せつけて、日本を打ち砕いたのだった。