16日の第3試合として行われたのは、久々出場のペルーとデンマークの対戦だ。
前半はペルーがいいスタートを切り、攻守に渡ってパワフルでスピーディなプレーを見せる。
45分にはMFクリスティアン・クエバがペナルティエリア内で倒され、これがVARの判定を経てPKとなった。ところが、キッカーを担当することになったクエバのシュートは、大きく上に枠を外してしまい…。
一方、MFウィリアム・クヴィストを怪我で失うなど苦しい前半になったデンマークであったが、後半に反撃を見せる。
59分にはFWピオーネ・シストのパスから中央にMFクリスティアン・エリクセンが抜け出して3vs3の大チャンス。左方向に抜け出したユスフ・ポウルセンがシュートを放つと、これがゴールに決まり、デンマークが先制点を奪った。
ビハインドとなったペルーはエースのFWパオロ・ゲレーロを投入し、何度もペナルティエリアで勝負した。またデンマークも時に大きなチャンスを迎える。
しかし両チームのGKカスパー・シュマイケルとペドロ・ガレセが好セーブを見せ、スコアは1-0のまま動かずに終わった。
デンマークが初戦を勝利で終え、一方ペルーはあと一歩で勝点を逃す試合となった。