イラン代表:アリレザ・ジャハンバフシュ

ちょっとヒネた選択をしようかとも思ったが、やはり今シーズンのイラン人と言えばジャハンバフシュしかないだろう。

オランダリーグのAZアルクマールに所属しており、今季は21ゴールと大爆発。欧州主要リーグでアジア人選手が得点王になるのは、あのマクシム・シャツキフ以来である。

本職はサイドアタッカーであるが、得点能力まで開花。マハダヴィキアと比較されていた男が、アリ・カリミの才能まで手に入れたようだ。

最終的な勝負強さに欠けるところがイランの弱みの一つであったが、今季はギリシャで「アリ・ダエイの後継者」カリム・アンサリファルドもゴールを量産。

マフディ・タレミは中東で実績を重ね、サルダル・アズムンも成長している。イラン代表は今までになく充実した前線を持っているのだ。