『BBC』は24日、「ノッティンガム・フォレストとオリンピアコスのオーナーであるエヴァンゲロス・マリキナス氏は、麻薬密売の容疑で告発されている」と報じた。

エヴァンゲロス・マリキナス氏は1967年生まれのギリシャ人実業家。

『Capital Maritime&Trading』の創業者であり、海運業で一財を成した人物である。

世界の海運業界で最も影響力がある人物ランキングでは常に100位以内に入っており、ギリシャでも屈指のビジネスマンだ。

2010年には地元ピレウスにあるオリンピアコスの会長に就任し、リーグ7連覇を達成するなど結果を残した。

そして2015年からイングランド2部のノッティンガム・フォレストを買収する計画を進め、昨年五月に過半数の株式を購入しオーナーとなっている。

今回彼にかけられている容疑は、2014年にタンカーを使って2.1トンものヘロインを輸送していたというもの。

3年間にわたる調査の結果、マリキナス氏が違法操業に資金を供給していた可能性が高くなったという。

マリキナス氏と3名の仲間がこの事件によって告発されており、その罪状は「極めて重い」ものだとのこと。

一方、マリキナス氏はオリンピアコスのウェブサイトで声明を発表し、自分は無実であると述べている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介