『L'Equipe』は27日、「アトレティコ・マドリーのDFリュカ・エルナンデズは、スペイン代表に招集される可能性が高くなった」と報じた。
ルーカス・フランソワ・ベルナール・エルナンデス、フランス語で言えばリュカ・エルナンデズは1996年生まれの22歳。
もともとフランスのマルセイユで生まれたものの、11歳で弟のテオとともにアトレティコ・マドリーの下部組織に入団した選手だ。
フランスの各年代で選抜されてきたエリートで、すでにアトレティコ・マドリーでもレギュラー格のディフェンダーとなっている。
しかし、彼はまだフランスのフル代表に選出されたことはなく、スペインへの帰化を進めていると伝えられていた。
そして今回、彼はスペインへの帰化に向けた文書が認められたとのことで、正式に国籍変更が可能になったという。
現在スペインサッカー連盟のディレクターを務めているフェルナンド・イエロ氏が彼を精査しており、今後招集するかどうかを検討しているようだ。
ちょうど3月には親善試合があり、試してみるにはいいタイミングであるが…。
現在レアル・マドリーに所属しているテオ・エルナンデズはまだフランス国籍であり、もしルーカス(リュカ)がスペインを選べば「兄弟対決」の実現もある?
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ