代表ウィークが終わり、各国ではリーグ戦が再開される。スペインではアトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのダービーも組まれている。
熱戦必至の一戦では、あることが注目されているのをご存知だろうか。ピッチ上で兄弟対決が実現するかもしれないのだ。
The mother of the derby has a foot in both camps.
It is the first time in 90 years this has happened!
"My heart is split, they're my children first and sportsmen second."
😬
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— MARCA in English (@MARCAinENGLISH) 2017年11月17日
1歳違いの兄弟であるアトレティコDFルーカス・エルナンデズと、レアルDFテオ・エルナンデズの2人だ。
彼らの父親ジャン=フランソワは、マルセイユやアトレティコ・マドリーでプレーした元選手だった。そして、息子たちはフランスで生まれた後、それぞれアトレティコのカンテラ入りし育成されてきた。
弟テオは昨季レンタル先のアラベスでブレイクすると、今夏宿敵レアル・マドリーへと移籍している。
『Marca』によれば、母ロランスさんは2人をシングルマザーとして育ててきたそう。この試合に向けて、こう述べたという。
ロランス(ルーカスとテオの母親)
「これ以上のことは求められないわ。
(弟テオには)いつもアドバイスをしている。働きなさい、戦いなさいって。
彼にはまだ伸びる余地がある。全力を尽くしなさいって伝えているわ。多くを学ばなくてはならないし、戦って、マジメかつ責任を負わなきゃいけないとも。
彼は子供だし、母親や兄弟のサポートが必要よ」
「(兄である)ルーカスにはずっと我慢強くなりなさいと伝えてきた。あなたの時はきっと来るからって。
2人とはたくさん話すし、プレーしていない時にはアドバイスもするわ」
ワンダ・メトロポリターノで行われる今回のダービーで、兄弟対決は実現するだろうか。