代表ウィークが終わり、各国ではリーグ戦が再開される。スペインではアトレティコ・マドリー対レアル・マドリーのダービーも組まれている。

熱戦必至の一戦では、あることが注目されているのをご存知だろうか。ピッチ上で兄弟対決が実現するかもしれないのだ。

1歳違いの兄弟であるアトレティコDFルーカス・エルナンデズと、レアルDFテオ・エルナンデズの2人だ。

彼らの父親ジャン=フランソワは、マルセイユやアトレティコ・マドリーでプレーした元選手だった。そして、息子たちはフランスで生まれた後、それぞれアトレティコのカンテラ入りし育成されてきた。

弟テオは昨季レンタル先のアラベスでブレイクすると、今夏宿敵レアル・マドリーへと移籍している。

『Marca』によれば、母ロランスさんは2人をシングルマザーとして育ててきたそう。この試合に向けて、こう述べたという。

ロランス(ルーカスとテオの母親)

「これ以上のことは求められないわ。

(弟テオには)いつもアドバイスをしている。働きなさい、戦いなさいって。

彼にはまだ伸びる余地がある。全力を尽くしなさいって伝えているわ。多くを学ばなくてはならないし、戦って、マジメかつ責任を負わなきゃいけないとも。

彼は子供だし、母親や兄弟のサポートが必要よ」

「(兄である)ルーカスにはずっと我慢強くなりなさいと伝えてきた。あなたの時はきっと来るからって。

2人とはたくさん話すし、プレーしていない時にはアドバイスもするわ」

ワンダ・メトロポリターノで行われる今回のダービーで、兄弟対決は実現するだろうか。

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