この冬にアトレティコ・マドリーに復帰したジエゴ・コスタ。
復帰から2試合連続ゴールをマークしたが、ヘタフェ戦ではその直後に退場処分となってしまった。スタンドのホームサポーターと喜びを分かち合ったことで、2枚目のイエローカードを貰ってしまったのだ。
『AS』や『Marca』などによれば、ディエゴ・シメオネ監督やチームメイトは今回の退場についてこう述べていたという。
ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー監督)
「私はコスタがやったいいことのほうに注目したい。
レフェリーは感情的なものを読み取る余地がない。
ルールはルールだ。だが、彼は重要なゴールを決めるために、あそこにいた。
退場は正しかった。彼はファンと祝うために越えて行ってしまったからね。ルールを受け入れなくてはならない。
ジエゴ・コスタは我々にスピードを与えてくれている。攻撃的なオプションと(相手にとっての)脅威もね…。彼は人々をおびえさせる」
ルーカス・エルナンデズ(アトレティコ・マドリーDF)
「ゴールを決めた後、彼はファンと喜び合った。それはフットボールにとって素晴らしいことだ。
イングランドではこんなルールは存在しない。自分たちのファンと一緒に祝うことができる。
残念だが、彼はもう2度とやらないだろうね。
レフェリーは最善を尽くした。僕らと同じように彼もミスを起こしうる」
「僕は皆が彼(コスタ)をリスペクトしていることを知っているよ。
彼はあらゆることをしているし、もし彼のようなストライカー相手に守らなければならないならば、タフな試合になるだろうね」
なお、イングランドのプレミアリーグでもマンチェスター・シティMFラヒーム・スターリングが同じような行動で退場になっており、ルール上は正しい判定ではある。