『Evening Standard』など各メディアは、「チェルシーのアントニオ・コンテ監督は、もっと敬意を払ってくれと要求した」と報じた。
昨季プレミアリーグを制覇したチェルシー。しかし、その後の夏の補強でアントニオ・コンテ監督が不満を持っているという話が浮上した。
その後ディレクターのマイケル・エメナロ氏が辞任するなどの事実もあり、チーム内にはトラブルがあるのではないかとも推測され、コンテ監督も今季限りなのではないかという噂も流れている。
しかし、記者会見でコンテ監督は以下のように話し、去就の噂を流すことはチームの不安定さを招くと指摘。もっと敬意を払ってくれと要求した。
アントニオ・コンテ
「毎日毎日、私の将来についての憶測が流れている。
これは正しくないよ。私はもう少しリスペクトを受けて然るべきだ。昨季やったこと、今やっていることを考えればね。
毎週読まされているよ。来季、このクラブはこの監督を雇う、あの監督を雇うと。
これは私にとっては別に問題でもない。しかし、これは選手に問題を作り得ることだ。我々が離散すると信じる者がいるかもしれない。
私は、まだ契約を残している。現時点で、私が集中する全てのものは、選手を成長させること、チームを成長させること、クラブを成長させることだけだ。
もしサッカーを理解していれば、大きな忍耐が必要な時があるとわかるはずだ。誰かのいい働きを知るためにはね。
昨季は素晴らしい仕事をした。それはまだ今も続いている。チームの年齢層を変更しようとしているのだ。
チェルシーのようなクラブがこれをやり始めるのは重要だ。新しい基盤を作り、未来に自信を持って向かうためにはね」