サンフレッチェ広島は19日、「ムアントン・ユナイテッドからタイ代表FWティーラシン・デーンダーを獲得した」と公式発表した。契約は1年の期限付きとなっている。

ティーラシン・デーンダーは1988年生まれの29歳。ユース代表で活躍を見せ、2007年にはタイのタクシン氏が会長を務めていたマンチェスター・シティへと移籍した経験も持つストライカーである。

その後グラスホッパー・チューリッヒを経てタイに戻り、古巣であるラパチャとムアントン・ユナイテッドで活躍。

2014−15シーズンに移籍したアルメリア(スペイン)ではブレイクできなかったものの、タイでは常にエースとして評価されているアタッカーだ。

3度目の国外挑戦となるティーラシンは、Jリーグでのプレーについて以下のように話し、札幌に所属するチャナティップ・ソングラシンの成功から影響を受けたことを明かしている。

ティーラシン・デーンダー

「タイ人はよくJリーグを観ています。アジアの中でも質の高いリーグだと思います。特に技術の高い選手が多い印象で、自分も上手くなれる様に頑張ります。タイのレベルアップにも貢献したいです。

札幌でチャナティップが成功していることをうれしく思います。自分も良いプレーをして活躍できるよう頑張ります」

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