先週末に行われたJ1第33節でFC東京に競り勝ち、なんとかJ1残留を決めたサンフレッチェ広島。

広島にとって今季のホーム最終戦であり、試合後にはミハエル・ミキッチの退団セレモニーが行われた。

9年間にわたって広島に在籍し、幾多のタイトル獲得に貢献してきたミキッチ。

単一クラブに9年所属するというのは外国籍選手としては最長タイ記録であり、その紳士的な人柄からサポーターに愛された選手だった。

ミキッチの功績を称える映像がスタジアムの電光掲示板に流れると、多くのファンが感傷に浸っていた。

そしてその後に行われたミキッチの挨拶は、ファンの心をしっかりと掴むものだった。

ミハエル・ミキッチ(サンフレッチェ広島)

「ミナサン、イママデ、アリガトウゴザイマシタ。

今日話す内容については何も考えてきませんでした。

今日のコメントについて考えることはとても感情的になってしまって、とてもではないですけど準備することはできませんでしたが、この後ろにいる今シーズン一緒に戦った選手の皆さん、コーチングスタッフ、クラブの皆さんにまずはお礼を言いたいと思います」