現在、バーレーンで開催されているAFC U-19選手権。
U-20ワールドカップの予選も兼ねるこの大会には内山篤監督率いる日本代表も出場している。
初戦のイエメン戦を3-0と勝利した日本は、2戦目のイラン戦でスコアレスドロー。
競合相手に厳しい試合を強いられつつもなんとか勝ち点1を手にしたのだが、試合終盤にビッグプレーがあった。
0-0で迎えた後半、イランはカウンターからFWレザ・ジャファリが抜け出し決定機を迎えると、日本のGK小島亨介が判断を誤り前へ飛び出す。
ゴールは一時がら空きとなるのだが、急いでカバリーングに入ったDF中山雄太がなんとかこれを防ぎ、最大のピンチを脱した。GKとの連携面、さらには中山自身の判断力の良さを感じさせるプレーだった。
中山は1997年2月16日生まれの19歳。正確なロングフィードを得意とする、貴重な左利きのセンターバックだ。
柏レイソルに所属する中山は今季のJ1で存在感を示しており、ここまで25試合に出場し2得点。セカンドステージでは、現在まで14試合でフル出場を果たしている。
U-19代表でもチームの主力となっており、ここまでの2試合で冨安健洋とセンターバックを組んでいる。
日本は20日(木)、グループステージ突破をかけカタールと対戦する。