12月2日、2017年度Jリーグの最終節が行われた。

ここまでもつれ込んだ優勝争いも注目されたが、さらなるデッドヒートになっていたのが得点ランキングだ。

セレッソ大阪の杉本健勇が22ゴールでトップに立ち、浦和レッズの興梠慎三と川崎フロンターレの小林悠が20ゴールで後を追う。

その中で迎えた最終節では、川崎フロンターレが大爆発!

降格が決まっていた大宮アルディージャを相手に、小林悠は前半アディショナルタイムにゴールを決めると、60分にも追加点を奪取。

さらに81分にはペナルティキックを豪快に中央へ蹴り込み、なんと自身初のハットトリックを達成!3ゴールを追加してみせた。

一方、興梠慎三、杉本健勇はこの重要な試合でゴールを奪うことができず、チームも結果を出せなかった。

この結果、小林悠は23ゴールで大逆転の単独得点王に輝き、チームの歴史的初優勝にも大きく貢献することになった。試合後には「おれが決めて勝つということだけを考えていました」と話し、優勝とのダブルタイトルを喜んだ。

なお、得点ランキングトップ3を日本人選手が独占したのは2013年以来のこと。

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