29日(火)に行われたJ1第33節の未消化試合、浦和レッズ対川崎フロンターレ戦。
逆転優勝に可能性を残す川崎としては勝つしかない状況であったが、14分に小林悠がマークした点を守りきり、なんとか1-0で勝利を収めた。
そんなこのゴールをお膳立てしたのは、川崎に加入後すっかり主力に定着した家長昭博。力強いドリブルから小林にパスを繋げた。
0-0で迎えた14分、右サイドでボールを持った家長。
ボールを大きく持ち出すと対峙していた菊池大介が倒れ、カバーに入ったマウリシオも対応をミス。すると家長はこれを見逃すことなく強引に仕掛け、右サイドを突破することに成功!
ここから右足でGKとDFの間に鋭いクロスを入れ、チームの先制点をアシストした。相手のミスが絡んだとは言え、家長の強引な突破と最後まで諦めない姿勢が生んだ得点だったと言える。
なお試合後、対応を誤った浦和DFマウリシオは「まずボールの前に入ろうとしたが、ボールを過ぎてしまった。計算ミスというか、ボールより前に出てしまったところで相手に入られてしまった」とこのシーンについて振り返っている。