ニュージーランドとの大陸間プレーオフに勝利して来年のワールドカップ出場を決めたペルー代表。
プレーオフでペルーの10番を着けたのは、ジェフェルソン・ファルファンだ。かつてシャルケで内田篤人とも同僚だった彼は、現在ロシアのロコモティフ・モスクワに所属している。
そのファルファンの“移動ぶり”が凄いことになっている。
ここ2週間あまりでニュージーランド、ペルー、モスクワで試合をしてきたが、27日にはモスクワから8000kmも離れたハバロフスクでのSKAエネルギア戦が控えているのだ。
『Sports.ru』によれば、ロコモティフのユーリ・ショーミン監督はファルファンについてこう述べたという。
ユーリ・ショーミン(ロコモティフ・モスクワ監督)
「(彼はハバロフスクに行くのか?)
ファルファンは我々と一緒に飛ぶ。
まるで宇宙飛行士だね。ロシアからペルーに行き、ペルーからニュージーランドへ飛ぶ、そしてまた戻ってくる。
彼はこの試合に向けていい準備ができている。強く意欲的な尽力を見せてくれたよ」
もはや地球レベルを超えて宇宙レベルの移動距離だと語っていたそう。
なお、先日ハバロフスクで行われたSKAエネルギア対CSKAモスクワ戦の気温はなんとマイナス17度。UEFAはマイナス15度以下でプレーすることを推奨していないというが…。