ペルーとニュージーランドが対戦した大陸間プレーオフ。ワールドカップ出場を懸けた最後の戦いは、2戦合計2-0でペルーが勝利し、本大会行きを掴み取った。
そんななか、リマで行われた2ndレグではペルー側による様々な妨害行為が行われていたとも。その最たるものが、ニュージーランド代表が宿泊するホテルに戦闘機を接近させるというものだった。
『New Zealand Herald』によれば、NZF(ニュージーランドフットボール≒サッカー協会)はこの件について、国防省を含めたペルー政府に対して最高レベルの介入(調査?)を求めたという。
事件後、NZFはすぐに自国政府にメッセージを送り、ニュージーランド政府はそれをペルー側に伝えた。また、在ペルーのニュージーランド大使も政府のチャンネルを通じて、公式な苦情を申し入れたという。
その連絡を受けたペルー国防省は、表向きはどのようにしてフライトが許可されたのかを問われたとのこと。軍用機の飛行には軍と政府関係者の承認が必要であり、普段は空を飛んでいるはずのグライダーやパラセーリングの姿が全くなかったことから、事前に計画されていたようにも見えるとも…。
ホテルの外では真夜中に花火が打ち上げられたほか、翌日午後になるとこの戦闘機問題が発生。その高度はあまりにも低く、地元ペルーの人達でさえ仰天していたとされている。