『Libero』は22日、「国会で提示された法案が可決された場合、ペルーがFIFA資格を失う可能性がある」と報じた。

記事によれば、その法案を提示したのはケイコ・フジモリが党首を務めているフエルサ・ポプラルの下院議員パロマ・ノセダ。

かつてボート競技で世界一にもなった経験を持ち、昨年総選挙で当選を果たした37歳の女性である。

彼女が今回提案したのは、ペルーのスポーツ関係組織を国の運営とし、より安定的な経営を行うという法案だという。

しかし、FIFAは各サッカー連盟、協会が第三者からの干渉を受けることを禁じており、規約に抵触する可能性がある。

もしFIFAからそれが問題視された場合、ペルーはすべての国際舞台から閉めだされ、もちろんW杯にも出場できない…という話のようだ。

これがイタリア方面では話題になっており、「もしペルーが出場禁止になったら、イタリアが繰り上げになるかもしれない」という期待があるようだ。

しかし、もしペルーが出場禁止になった場合には、同じ南米予選かプレーオフの中からの繰り上げになるはずであり、イタリアが出場する確率はゼロに等しいといえよう。

なお、パロマ・ノセダもこの法案については「あくまで草案に過ぎず、まだ議論もされていない。法律を時代に合わせてアップデートするためのもの」と説明しており、ワールドカップ出場に影響する可能性はゼロだと語っているとのこと。

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