『La Repubblica』は23日、UEFAの会長を務めるアレクサンデル・チェフェリン氏のインタビューを掲載した。
昨年9月からUEFAの会長を務めてきたチェフェリン氏。彼の指揮の下で行なわれた初めてのW杯予選では、オランダとイタリアが敗退するという波乱が起こった。
彼は今回の予選について以下のように話し、イタリアは他の欧州諸国から遅れを取っていると指摘したという。
アレクサンデル・チェフェリン
(イタリアのW杯予選敗退について)
「スポーツの点においていえば、サッカーの情熱を持っている国にとっては悲劇である。しかし、オランダも出場できなかった。
これは、うまく行っていないものを変えるチャンスでもある。インフラの面では、イタリアは他の欧州諸国に遅れを取っている。
インフラがなければ若い選手は出てこない。才能がいなければ勝てない。新しいスタジアム、練習場、それらの明確なプロジェクトが必要だ。
現在イタリアでは大きなトーナメントを開催することはできない。インフラが乏しく、スタジアムも老朽化している。
ユヴェントス、ウディネーゼ、アタランタ、カリアリ、サッスオーロだけがその点で動き出している。
大きなイベントがあれば助けになるだろうが、EURO2024はドイツとトルコであり、2028年についてはまだ話していない」