『La Stampa』は20日、「イタリアサッカー連盟会長を辞任したカルロ・タヴェッキオ氏は、セクシャルハラスメントで訴えられた」と報じた。
3年前に行なわれた会長選挙でデメトリオ・アルベルティーニに勝利したタヴェッキオ氏。
選挙運動期間には黒人選手に対する差別的発言で大きな批判を浴びたものの、実績を評価されて票を集めた。
しかしその後イタリア代表は60年ぶりにワールドカップ出場権を喪失してしまい、タヴェッキオ会長も圧力に屈して先日辞任を発表した。
そして今回の記事によれば、現在彼はサッカー連盟の幹部の女性からセクシャルハラスメントで訴えられているという。
女性は「仕事の話をしよう」として事務所に招かれたものの、その後タヴェッキオ氏に体を触られたとのこと。
また、それはひとつのケースだけであり、他にも多くのハラスメントが行なわれてきたと訴えているようだ。
『La Stampa』はすでにローマの検事に訴状が提出されており、音声の録音やビデオも存在することを示している。