22日(水)に行われるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節。

ユヴェントス対バルセロナ戦を前に、イヴァン・ラキティッチとジャンルイージ・ブッフォンが温かい交流を見せた。

発端となったのはラキティッチの発言だ。

前日会見に出席したラキティッチは対戦することになるブッフォンについて、こんな言葉でその功績を讃えた。

イヴァン・ラキティッチ(バルセロナ)

「ブッフォンにとって、フットボールがどんな存在であるかは分からない。

ワールドカップに出場する権利を彼に与えられたらと心から思うよ。そして彼に、『あなたがワールドカップに行くのさ』と言いたい。

彼が全てのフットボールファンに与えたものは際立っていると考えている。

紙を与えられた子供たちがサッカーの何かを描くという時、それはいつもブッフォンになる。

彼は多くの人からリスペクトを集めている。イタリア戦後のインタビューを見た時、私も彼の隣で泣いていた。

我々は公正であらなければならないが、その瞬間に感じたものは言葉では説明できない。

これほどまでに偉大な選手がワールドカップを前にさよならを言わなければならないのは残念だ。

それ(ワールドカップへの出場)こそ彼の願いであり、彼はそれに値するよ」

ワールドカップへの出場権を逃したブッフォンに対し、「自身の代わりに本大会に行ってほしい」と話したのだ。

これはもちろん非現実的な話だが、ラキティッチがどれだけブッフォンのことをリスペクトしているかが伝わってくるコメントだ。

試合前にこうした内容が出てくるだけでも珍しいのだが、この事実を知ったブッフォンはTwitter上でラキティッチにこんな返事をしていた。