プレーオフでスウェーデンに敗れ、ワールドカップ出場を60年ぶりに逃したイタリア代表。
守護神ジャンルイージ・ブッフォンは試合後に涙を浮かべながら、代表引退を口にした。
そのブッフォンが試合前の国歌斉唱で見せた姿がスウェーデンで話題になっているようだ。
サン・シーロで行われた一戦ではスウェーデン国歌にブーイングが浴びせられ、スウェーデンの選手が怒りをあらわにする場面もあった。 そんななか、ブッフォンは…。
Jag är sjukt tagen. Har alltid gullat Buffon men under nationalsången sprack det. Även om man kan tro att han ville lugna gipskatterna. #gosweden #russia #wc2018 #jävlafittor sa Lustig. Javisst sa hela Sverige. pic.twitter.com/RnBjA4NzLn
— Ulf (@ulfinchina) 2017年11月13日
スウェーデン国歌へのブーイングがこだまするなか、一人手を叩いていたのだ。
【動画】イタリア対スウェーデン ハイライト
『Expressen』では「ブッフォンは地面を見下ろし、熱狂的に拍手していた」と伝えていたほか、スウェーデンのSNSでは「ブッフォンは拍手!観客が恥ずかしい時に一流を示してくれた」などという声も挙がっているという。
これと同じような出来事は昨年のフランス戦でもあった。
イタリアサポーターからフランス国歌にブーイングが浴びせれた際、ブッフォンは1人で拍手をし始めた。それにアズーリ選手たちも続くと大部分のサポーターたちは態度を改め、ブッフォンの振る舞いに賛同したのだ。
今回も同じような意味合いが込められていたのかもしれない。