『Domenica Sportiva』は19日、イタリア代表監督就任の噂があるクラウディオ・ラニエリ氏のコメントを掲載した。
現在フランス・リーグアンのナントで監督を務めているラニエリ氏。今季就任初年度ながら、12得点13失点の5位と抜群の勝負強さを見せている。
先日ワールドカップ欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れたイタリア代表は、その後マッシミリアーノ・アッレグリ、カルロ・アンチェロッティ、ロベルト・マンチーニらと接触したといわれるが、全て断られたという。
その後浮上したのがラニエリ氏で、すでに初期のコンタクトは行われているとも伝えられていた。
インタビューに答えたラニエリ氏は以下のように話し、母国に誘われるのは特別だと語ったという。
クラウディオ・ラニエリ
「今のところ、私はナントの監督だからね。
ただ、母国の代表を監督するように求められるのは、特別であり、美しいものだよ。
それは私にとって誇りの源である。しかし、まずはナントの会長に話さなければならないことだ」
(どうやってイタリアを復活させる?)
「若い選手たちとともに、次の欧州選手権に出なければならないよ。彼らはどう戦えばいいか、最大限の力を出すことを理解しなければならない。
我々は数名の素晴らしい若手がいるよ。インシーニェのような純粋なタレントもね。
これまで以上の才能がいる。ただ、若い選手たちはイタリアのリーグで時折しかプレーしていない。
ビッグチームは多くの外国人選手を起用しているので、選手たちが経験を得られる機会が限られている。
スペインと同じグループであったことを考えれば、プレーオフに回ったことは間違いではない。
しかしながら、我々は様々な理由によって敗れた。そして今、再起動が必要になっている。
我々は全体に成長のための歩みを与えなければならない。さもなければ、イタリアはこのままだろう」