『Mirror』は16日、「元U-21イングランド代表MFポール・ホランド氏は、監督を務めていたクラブでの詐欺行為で有罪となった」と報じた。
ポール・ホランド氏は1973年生まれの44歳。マンスフィールド・タウンの下部組織で育成され、かつてはイングランドU-21代表でデイヴィッド・ベッカムやロビー・ファウラーとともにプレーした。
27歳だった2000年に深刻な膝の怪我を負ったために現役を続けることができなくなり、そこでピッチを離れている。
そして2016年に9部リーグのイルケストンFCというクラブの監督に就任していたが、そこで事件を起こしていたという。
ピッチのレンタル契約を行ったように見せかけるために書類を偽造し、それによって2000ポンド(およそ28万円)を着服していたとのこと。
この行為が発覚したためにホランドは逮捕され、取り調べの末に詐欺と書類の偽造を認めたという。
彼には6ヶ月間の執行猶予付きの有罪判決が言い渡され、200時間の社会奉仕活動が義務付けられたとのことだ。
なお、イルケストンFCは今夏クラブが経営破綻しており、イルケストン・タウンFCとして10部リーグから再スタートしている。