『L'Equipe』は31日、「リーガ・エスパニョーラのハビエル・テバス会長は、PSGとマンチェスター・シティは経済的詐欺をしていると話した」と報じた。
カタール政府系ファンドが所有しているPSG、そしてUAEの王族がオーナーとなっているマンチェスター・シティ。
この数年マーケットで大きな投資を行ってきたが、国家からの支援によってスポンサーを獲得しているという指摘もある。
テバス会長は以下のように話し、ドーピングをすれば追い出されるものだと語った。
ハビエル・テバス
「過去5年間、PSGとマンチェスター・シティは選手に最も投資を行ってきたクラブだった。
彼らの本当の収入を考えれば、それだけの投資を行うことは出来ない。『架空のスポンサー』を創作し、国家と関係し、市場原理に沿わない収入を得ている。
我々はPSGとマンチェスター・シティの収入と、レアル・マドリーやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンらのそれを比較した。
PSGのスポンサーは、カタールと関係したものだ。直接的に、そして間接的に。マンチェスター・ユナイテッドよりも大きい。経済的な不正行為を続けている。
もし誰かが競争で詐欺をしているならば、他のクラブは心を痛めるものだ。
PSGがチャンピオンズリーグ決勝に行けば、負けた他のクラブは被害を受けたことにもなる。PSGは詐欺で勝ったのだから。
もしシーズンの間にその詐欺が判明したのなら、なぜ彼らを除外できないのか?
自転車でドーピングをすれば、そいつはすぐにレースから追い出されるのだ。
私は思う、それらは大会が始まる前にチェックをすべきであると。さもなければ、ダメージがある」