『Talksport』は3日、「ハル・シティのMFライアン・メイソンが、頭蓋骨骨折からの8ヶ月を語った」と報じた。
1月のチェルシー戦でギャリー・ケイヒルと衝突し、頭蓋骨を骨折する大怪我を負ってしまったメイソン。
手術は成功し、命に別状はなかった。頭部に14枚の金属板と42本のクリップを埋め込むほどのオペだったという。
サッカー選手としてはまだピッチに戻ることが出来ず、現役引退の可能性もあると言われている。
しかしメイソンは以下のように話し、今は再びプレーすることだけ考えていると明言したという。
ライアン・メイソン
「大きな手術だった。それから数々の外科医と会ってきたよ。
彼らは『スポーツで見られる頭部の怪我では最悪のものだ』と言っていた。彼らはまるで交通事故の被害者のようだと比喩していたね。
顔を動かすためにガムを噛んでいるんだ。筋肉を動かすためにね。上手く行けば、力が戻ってくるよ。
最初は口を開けることすらできなくてね。顎が固定されていたんだ。
レイチェル(妻)が食事をスプーンで与えてくれた。グラスを持つ力すらなかったからね。
これは奇妙な経験だった。8日経って退院し、家に戻った。それから数日、妻が朝食を作ってくれて、僕は初めてオレンジジュースのグラスを手にしたんだ」