8月31日夜、日本代表が6大会連続でのワールドカップ出場を決めたその瞬間、あなたはどこにいただろうか。

自宅、友人や恋人の家、外出先。はたまた、埼玉スタジアム2002で現地観戦という方もいたことだろう。

ちなみに、その時間に筆者がいたのは、大阪のグランフロント大阪「うめきたSHIPホール」。

すっかり“W杯予選の恒例行事”になった感もある、「パブリックビューイング」の会場だ。

“共通の思い”で集まった、仲間と、そして、そこで初めて出会った人とも一喜一憂できる空間が広がる場所である。

だが、「パブリックビューイング」を実体験した人はまだまだ少ないのが実情だろう。

「聞いたことはあるが…」、「見たことはあるが…」という声が大多数のはずだ。

しかし、だとすればそれは非常にもったいない。

「パブリックビューイング」という言葉が市民権を得たのは比較的最近のことだが、様々な形態で全国各地で開催され、参加も容易になったこの流れに乗っておかないのは損だ。

そこで今回は、その魅力を独自の視点で伝えていきたいと思う。

主催者側の特別協力の下、イベントの裏側など普段は見れない貴重なショットも余すところなく載せていくので、お楽しみ頂きたい。