移籍金の高騰が止まらないサッカー界。
特に今夏はその傾向が顕著であり、ネイマールのPSG移籍によってウスマヌ・デンベレも100億円規模で取り引きされることとなった。
そうした今日の移籍市場に、あのロイ・キーンがコメントした。
"David Beckham? Ryan Giggs?"
Roy Keane prices his former Manchester United Teammates in today's market - https://t.co/UDZftlAYeG pic.twitter.com/kxrcALrHZ3
— Squawka News (@SquawkaNews) 2017年8月30日
解説者時代には歯に衣着せぬ発言で人気を博し、現在はアイルランド代表のアシスタントコーチを務めるロイ・キーン。
これだけ高騰する移籍市場について「度肝を抜かされるな」とコメントすると、「平均的な選手が3500万ポンド(およそ49億8000万円)で移籍すると、頭をひっかいてやりたくなるぜ」と特有の表現で斬ってみせた。
さらに、「かつてユナイテッドでともにプレーした選手が今取り引きされていたらいくらの価値になるか」と問われ、ルート・ファン・ニステルローイとデイヴィッド・ベッカムを「10億ポンド(およそ1425億円)」、ライアン・ギグスを「20億ポンド(2850億円)」と算出した。それほどまでに、今のマーケットは狂っているということなのだろう。
ちなみに、今のマーケットで選手時代の自分にいくらの価値があるのかを問われると、「375万ポンド(およそ5億3400万円)」と謙虚な額を答えてみせた。