さて、今回のインタビューはいかがだっただろうか。
彼らのように「国外でプレーし続ける選手たち」の言葉には、サッカー選手としてはもちろんのこと、一人の人間としての「重み」が溢れている。
これまで筆者は、幸せなことに様々な選手たちの言葉に触れてきたが、その「重み」はいずれも強烈な力を感じさせてくれるものばかりで、今回の加藤友介というサッカープレーヤーも例に漏れることはなかった。
そして、それは何も言葉だけではない。その「姿勢」も感銘を受けるものばかりだ。
「厳しい環境に身を置いて成長していく」
「プランが変わった時に軌道修正する」
「常に目標を掲げて立ち向かう」
という行動は、いずれも「言うは易く行うは難し」の典型である。古今東西、その重要性を説かれてきたが、「いざ、実践」となれば容易ではない。
しかし、戦い続ける者たちは、見事なまでに実践している。逆に言えば、それらは、戦い続けるために必要不可欠な要素なのだろう。
彼らの言動は、プロサッカー選手を目指す者だけではなく、既に挫折を味わった者の心にも響くはずだ。
取材・構成:カレン
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