さて、今回のインタビューはいかがだっただろうか。

彼らのように「国外でプレーし続ける選手たち」の言葉には、サッカー選手としてはもちろんのこと、一人の人間としての「重み」が溢れている。

これまで筆者は、幸せなことに様々な選手たちの言葉に触れてきたが、その「重み」はいずれも強烈な力を感じさせてくれるものばかりで、今回の加藤友介というサッカープレーヤーも例に漏れることはなかった。

そして、それは何も言葉だけではない。その「姿勢」も感銘を受けるものばかりだ。

「厳しい環境に身を置いて成長していく」

「プランが変わった時に軌道修正する」

「常に目標を掲げて立ち向かう」

という行動は、いずれも「言うは易く行うは難し」の典型である。古今東西、その重要性を説かれてきたが、「いざ、実践」となれば容易ではない。

しかし、戦い続ける者たちは、見事なまでに実践している。逆に言えば、それらは、戦い続けるために必要不可欠な要素なのだろう。

彼らの言動は、プロサッカー選手を目指す者だけではなく、既に挫折を味わった者の心にも響くはずだ。

取材・構成:カレン

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手