イタリア・セリエAのインテルは、「ニースからブラジル人DFダウベルチ・エンリキを獲得した」と公式発表した。
📣✍️ | Agora é oficial: #Dalbert é o novo reforço da #Inter! Contrato assinado até 2022. Bem-vindo! 🇧🇷⚫️🔵#WelcomeDalbert #InterIsComing pic.twitter.com/VWxZSgEXqB
— F.C. Internazionale (@Inter_pt) 2017年8月9日
契約期間は2022年6月末まで。移籍金については公表されていない。
『FCInternews』によれば、移籍金については2000万ユーロ(およそ25.7億円)で決着したと代理人のエメルソン・フィゲイレド氏が明らかにしたという。
また、将来的に売却された際に発生する違約金の20%がニースへ渡るという契約条項が入っているとのことだ。
なお『Nice Matin』は2500万ユーロ(およそ32.1億円)と伝えており、そのあたりには意見の相違があるようだ。
ダウベルチ・エンリキは1993年生まれの23歳。フルミネンセやフラメンゴの下部組織で育成されたが、2013年にポルトガルに渡って2部でデビューした選手だ。
2015年にはヴィトーリア・ギマランエスに移籍してトップリーグでも活躍。昨季はニースに移籍してフランスリーグを戦い、チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献している。
攻撃的なスタイルを持っている左サイドバックで、スピード豊かなオーバーラップから正確な左足のクロスを入れてくるタイプである。
同じポジションの選手とあって、日本代表DF長友佑都にとっては直接的なライバルになることが予想される。