『Bild』は5日、「ボルシア・ドルトムントのMFエムレ・モールは、数日中にインテルへと移籍する」と報じた。
デンマーク出身のトルコ代表選手として知られるエムレ・モール。プレシーズンマッチの浦和レッズ戦でも槙野智章をぶっちぎるドリブルを見せるなど、「トルコのメッシ」とも呼ばれている期待の若手だ。
しかし今季所属したドルトムントではレギュラーには定着できておらず、今夏はインテルへの移籍が近づいているという。
条件はおそらく手数料200万ユーロ(およそ2.6億円)の1年ローン、1000万ユーロ(およそ13億円)の購入オプションが付随すると考えられている。
すでにインテルはその条件にすべて合意しており、残りは細かい部分の詰めだけになっているという。
インテルは木曜日にメディカルチェックを行いたいと考えており、その後ベティスとの親善試合で起用したい意向であるとのことだ。
一方、ここまでインテル加入が間近であると伝えられていたニースDFダウベルチ・エンリキに関しては、やや状況が不透明になっているという。
ニースのGMを務めているジュリアン・フルニエ氏は『Radio Kiss Kiss』で以下のように話し、ダウベルチの放出を拒否したとのこと。
ジュリアン・フルニエ
「ダウベルチは我々の選手であり、イタリアのメディアが言っているようにインテルへ加入させるつもりはない」
ただ、『Gazzetta dello Sport』などはこの発言が真実ではないと伝えており、月曜日にはミラノを訪れてメディカルチェックに臨むという。移籍金については2000万ユーロ(およそ26億円)+ボーナス、給与は年間180万ユーロ(およそ2.3億円)になる予定であるとのこと。果たして真相はいかに?