『Gazzetta dello Sport』は1日、「インテルは、ニースのブラジル人DFダウベルチ・エンリキを獲得することがほぼ決まった」と報じた。
ダウベルチ・エンリキ・シャガス・エステヴァン、通称『ダウベルチ・エンリキ』は1993年生まれの23歳。
攻撃的なプレーを得意としている左サイドバックで、豊かなスピードを活かしたオーバーラップから正確なクロスを入れられる選手だ。セットプレーのキッカーとしても活躍できるキックの精度を持つ。
フルミネンセやフラメンゴなどブラジルの名門ユースで育成されたが、2013年にポルトガル2部のアカデミコ・デ・ヴィゼウに移籍してプロデビューした選手だ。
2015年にはヴィトーリア・ギマランエスに引きぬかれ、ポルトガルのトップリーグで活躍。昨季は200万ユーロ(およそ2.6億円)でニースへ加入し、チャンピオンズリーグ予選出場権獲得に大きく貢献した。
ニース地元紙の『Nice Matin』によれば、インテルへの移籍金はおよそ2000万ユーロ(およそ26億円)になるとのこと。
また、次のクラブに売却された場合の移籍金の20%がニースに渡るという契約が加えられているようだ。
ダウベルチは木曜日か金曜日にイタリアを訪れるとのことで、そこでメディカルチェックが行われるという。
インテルは1日にマティアス・ヴェチーノがメディカルチェックを行っていることを発表しており、ダウベルチは今夏5人目の補強となる。