アンドレア・カステッラーニ
「妻には感謝しているよ。彼女はずっと僕の側にいてくれたし、これからもそうしてくれるだろう。
難しい時間に寄り添ってくれた。そして、サッカーを終えた後の人生が大事だということを、僕に気付かせてくれた。
家族にも感謝したい。そしてヴィルトゥス・エンテッラにも。ゴッツィ会長は信じられないような人情を見せてくれた。従業員としてだけではなく、人間として気を使ってくれた。
クラブやメディカルスタッフにもありがとうと言いたい。僕の戦いは、彼らの戦いでもあったからね。皆が強さをくれたんだ」
「不整脈は7月14日の検査で発見された。
ドクターは『良いニュースと悪いニュースがある』と言ったんだ。良いことは、命に別状はないという点だった。
僕は『わかった、もういいよ』と言ったんだ。なにせ、悪いニュースは“もうサッカーは出来ない”ということだったからね。まあ、それは二の次だ。
練習や試合への準備、そしてプレーは懐かしくなるだろうね。
でも、今僕は新しい章を歩み始めたんだ。それはワクワクする、満足できるものになると確信しているよ」
なお、カテッラーニは今後ヴィルトゥス・エンテッラのスカウトに就任することが決まっている。