なんと、「08」をつけていたのだ!これは意外と知られていないはず…。
この試合は記念試合などではなく、れっきとした公式戦。2005-06シーズンのプレミアリーグ第31節で実現したリヴァプール対エヴァートンのマージーサイドでの一枚だ。
では、なぜこのような特別な仕様が認められたのだろうか。
実はこの時リヴァプールは、一年間にわたり欧州の文化的行事を集中的に展開する事業「欧州文化首都」の開催地に選ばれていた。
その開催年が2年後の2008年であり、普段は8番をつける両チーム選手の背番号が「08」になったというわけだ。
公式戦でこうした特例の措置が取られるのは非常に珍しいことであるが、ジェラードはわずか18分で退場処分となっているのだからなんとも締まらない話だ…。
それでも、1試合限定ということで今では「超」が付くほどプレミアの品になっている。なお、エヴァートンのジェームズ・ビーティーの背番号も「08」になっていた。