日本代表MF本田圭佑が移籍したメキシコリーグ。今週末から新シーズンが開幕するが、このほどリーグがある発表を行った。

サポーターたちがある野次を飛ばした場合、レフェリーが試合を止める可能性があるというものだ。それは「ehh puto」という掛け声。

このほどメキシコのクルス・アスルと対戦したポルトGKイケル・カシージャスにもボールを蹴る度に「Puto」という声が浴びせられていた。

「Puto」はスペイン語のスラングで男娼などの意味がある。それが相手GKへの野次として定着しているのだ。

メキシコサッカー連盟と審判委員会はこの行為を差別的なものとして根絶しようとしており、それに向けたルール改訂だそう。

メキシコサポーターにとってはお馴染みの掛け声のはずだが、地元メディアでは「(野次が)攻撃的か否かは問題ではない。ピッチ上にいる誰に対してもリスペクトしなければならないというルールだ」などと伝えている。

ロシアリーグでも差別根絶のために厳しい取り組みを行ったようで、メキシコもそれに倣うのなら厳しい施策が必要だとも。

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