リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは5日、「フランスU-21代表DFテオ・エルナンデズを獲得した」と公式発表した。

契約期間は2023年6月30日までの6年間。移籍金は非公表であるが、『AS』によれば2800万ユーロ(およそ35.8億円)+ボーナス200万ユーロ(およそ2.6億円)であるとのこと。

メディカルチェックを通過し次第契約が結ばれ、10日にサンティアゴ・ベルナベウでお披露目セレモニーが行われる予定だ。

テオ・エルナンデスは1997年生まれの19歳。レアル・マドリーのライバルであるアトレティコ・マドリーのユースで育ったフランス人選手である。

父のジャン=フランソワはかつてアトレティコ・マドリーでプレーしたセンターバックで、兄リュカもそこに所属しているが、テオは同じ街のライバルに移籍することを選択した。

昨季はアラベスへと期限付き移籍しており、そこで左サイドバックとして大ブレイク。レアルなど多くのクラブに目をつけられていたという。

レアル・マドリーはすでにポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンをスポルティング・リスボンに放出しており、ブラジル代表DFマルセロのバックアップを必要としていた。

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