今月行われたワールドカップ予選。
ディック・アドフォカートが新監督に就任したオランダ代表はルクセンブルクに5-0で勝利し、グループAで3位に浮上した。
It is a honour to work for the @KNVB with #dickadvocaat pic.twitter.com/czk1JJw0Tz
— Ruud Gullit (@GullitR) 2017年6月10日
EURO2016の出場を逃し、今回のワールドカップ予選でもフランス、ブルガリアに敗れるなど低迷していたオランダ。しかし、この日の勝利によって2位との勝ち点差は「3」にまで縮まった格好だ。
新監督に就任したディック・アドフォカートだが、オランダ代表を率いるのはこれが3回目となる。
一度目は1994年ワールドカップ時、二度目はEURO2004時。そして今回、2018年ワールドカップを目指すチームの立て直しを任された。
ルイス・フェリピ・スコラーリや岡田武史やなど、同一の代表チームを二度率いた監督はそれなりにいる。難しい状況に陥るなか、確固たる成績を残したかつての指揮官に白羽の矢が立つのはある意味で当然のことだろう。
しかし、同じチームを三度も率いた経験を持つ監督は数えるほどしかいない。今回は、そんな稀有な経歴を持つ指導者たちをご紹介しよう。