'87 レイ・グリフィス(スコットランド) 1-1(04:07~)

'90 レイ・グリフィス(スコットランド) 2-1(04:58~)

'90+3 ハリー・ケイン(イングランド) 2-2(06:06~)

87分、レイ・グリフィスが正確なフリーキックを突き刺しスコットランドが同点に!さらに3分後には、またもグリフィスがフリーキックを決め、なんと、3分間で逆転に成功したのだ。

しかし、ここからイングランドも大国の矜持を発揮する。後半アディショナルタイム3分、左サイドからクロスを、この試合で初めて代表の主将を務めたハリー・ケインがファーサイドで合わせ再び同点に!

「絶対に負けられない」という互いのプライドが、残り数分間で“神展開”を生み、試合は2-2の引き分けに終わった。

ただ、結果としては明と暗が分かれる形になったといえるだろう。

勝点を14に伸ばしたイングランドがグループ首位をキープしたのに対し、勝点8で同4位から浮上できなかったスコットランドの何人かは試合後、頭を抱え、ピッチにうずくまっていた。

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