J2第17節、名古屋グランパスはホームでのツエーゲン金沢戦に2-3で敗れた。
開始24分で先制した名古屋だったが、前半終了寸前に痛恨のプレーが…。
GK楢﨑正剛が蹴ったボールが、相手FW佐藤洸一に当たって跳ね返ると、これがまさかのゴールに…。まさに痛恨の失点となってしまった。
その後、名古屋は2-2のタイスコアに戻すも、87分に再び佐藤にゴールを奪われて敗戦。
41歳の大ベテラン楢﨑がやってしまった無念のプレーは、ブラジルの『UOL Esporte』でも伝えられていた。
「J2においてGKの躊躇が、チームの敗戦に繋がってしまった」とのタイトルで、「迷った挙句、最も難しい(選択を)してしまった」などと報じていた。
前節までの3連勝で首位に立っていた名古屋だが、この敗戦により3位に順位を下げている。Jリーグ公式HPによれば、楢崎はこう述べていたという。
楢﨑正剛(名古屋グランパスGK)
「言い訳ができません。やってはいけないことをしてしまったので、チームに申し訳ないです。
逆に足を引っ張ってしまったことは個人的に反省するしかないです。
前半からそんなに悪くない試合をしていたと思うので、精神的にも助けられず足を引っ張ってしまったと自分の中では思っていますけど、それが全てだったと思います。」
名古屋の次節は10日に行われる味の素スタジアムでの東京ヴェルディ戦だ。