名古屋グランパスのJ2降格は、2016シーズンのJリーグにおける最大のトピックの一つだろう。
小倉隆史GM兼監督という体制でスタートしたチームは開幕4試合で2勝1分1敗。しかしそれ以降深刻な低迷に陥り、7月31日には異例のサポーターミーティングを開催された。
それでもチームは浮上のきっかけを掴めず、8月23日に小倉氏の休養とボシュコ・ジュロヴスキ監督の就任が発表。退団していた田中マルクス闘莉王が直後に復帰し、一時は残留圏内の年間15位まで浮上したものの、最終的に勝ち点1の差に泣いた。
クラブにとっては初のJ2降格。選手の動向はもちろん、久米一正社長やジュロヴスキ監督らの退団が決まるなか、1年でのJ1へ復帰に向けてどのような体制を作っていくのか注目が集まる。
その名古屋、1992年のJリーグ開幕時から長くLe Coq Sportif(※日本での商標権を持つのはデサント)のサポートを受けてきたことで知られるが、今年9月、Mizunoとの契約を発表。11月12日に注目の新ユニフォームがお披露目された。
Nagoya Grampus 2017 Mizuno Home
ホーム(1st)は、情熱・力強さ・積極性・ダイナミズムを表現した伝統のグランパスレッドを基調に、チームスピリッツカラー(バーバリアンレッド・ノーブルレッド・スターオレンジ)を組み合わせたデザイン。
目を引くのはやはりチェック柄で、小さな格子が集まって大きな格子を構成したグレンチェックには、個人の力を集結して大きな力を発揮しようという意図を込められている。
J1復帰を目指す上で間違いなく必要な要素の一つだろう。
全身はこんな感じ。紺パンツ、赤ソックスとの組み合わせとなっている。